貨幣処理機とは?

普段、あまり耳にすることのない貨幣処理機・現金処理機。端的に説明すると、お金を数えたり、計算したり、選別したりする機械の総称です。

実は、この貨幣処理機・現金処理機は、銀行や駅、スーパーマーケットなどと、私たちの身のまわりで数多く使われている機械なのです。そんな貨幣処理機の秘密を紹介します。

貨幣処理機の役割

  • 実は身近な貨幣処理機
  • 最新テクノロジーの先端に立つ貨幣処理機
  • さまざまなシーンで活躍する貨幣処理機

実は身近な貨幣処理機

「お金を数えること」が嫌いな人はいるでしょうか。個人レベルならいないのでは・・・ 多ければ多いほど嬉しいものですよね。

私たちの普段の生活のなかでも、買い物をしておつりを数えたり、財布の中のお金を確認したりなどという行為は、自然に行っています。

それが銀行や店舗など大量だったらどうでしょう。

毎日、大量の現金を扱う企業では、安全性や正確性などを求められ、とても人の手だけで数えることはできません。

このような場所や企業で、紙幣や硬貨などの現金を数えるのが貨幣処理機なのです。もちろん集計だけではなく、選別・包装・施封・整理などと、さまざまな機能をもった貨幣処理機があります。

当社では1946年より貨幣処理機の開発・製造・販売に携わり、国内はもとより、世界80カ国への納入実績を誇っています。

最新テクノロジーの先端に立つ貨幣処理機

日本円ならば・・・

硬貨:一円・五円・十円・五十円・百円・五百円の6種類

紙幣:千円・二千円・五千円・一万円の4種類

上記それぞれの硬貨や紙幣の、微妙な違いを貨幣処理機が識別します。

硬貨の識別

各硬貨の選別に、直径・厚さ・材質などを瞬時に読み取る方法を使用しています。また、硬貨の模様を読み取る方法も採用しています。

紙幣の識別

紙幣の選別は、金種はもちろんのこと、キズ・汚れの正損判別などのチェックを、さまざまな角度から行っています。

偽造紙幣を作らせないジャパン・テクノロジー

硬貨に比べ高額となる紙幣には、偽造防止のためのさまざまな工夫が施されています。

たとえば、インキが表面に盛り上がった「深(ふか)凹版印刷」、紫外線を照射すると印章がオレンジ色に光る「特殊発光インキ」、光に透かすとすき入れられた縦棒が現れる「すき入れバーパターン」などが用いられています。

5000円と10000円券では、角度を変えると画像の色や模様が変化して見える「ホログラム」、1000円券では、角度を変えるとパール印刷による「千円」の文字と、潜像模様による「1000」の数字が浮かび上がる「潜像パール模様」という技術も採用されています。

さまざまなシーンで活躍する貨幣処理機

貨幣処理機で使われている技術は、硬貨や紙幣といった金銭だけでなく、その技術を応用して、あらゆる企業、場所で使われています。

貨幣処理機の使われ方を紹介します。

貨幣処理機はどんなところで使われている?

貨幣処理機・現金処理機は、銀行などの金融機関だけで使われているのではありません。その技術を応用して、私たちの身のまわりのさまざまなシーンで活躍しています。

こんな場所で使用!

  • 銀行・官公庁・百貨店・スーパーマーケット・パチンコ店・駅・ホテル・病院・学校など

上記のように金融業、流通業・サービス業、交通機関・レジャー施設など、多くの業界、場所で貨幣処理機は使われています。

こんな使用方法!

  • 銀行などの金融機関では、現金の集計や選別、整理、施封、収納など
  • 百貨店などでは、つり銭の払い出しや売上金の集計など
  • パチンコ店などのアミューズメント施設では、メダルの集計やカードの発券業務など
  • 病院などでは、受付時の発券業務や現金処理など

上記のように、銀行などの金融機関で現金を処理するだけでなく、貨幣処理機の技術を応用した、さまざまな使われ方をしています。えっ! と思われるかもしれませんが、選挙の投票用紙の集計などにも使われているんですよ。

貨幣処理機についての素朴な疑問

貨幣処理機に関する、さまざまな質問にお答えします。

Q貨幣処理機とはどのような機械ですか?
A簡単にいえば、現金の計算、選別、施封などをする機械です。その機械の精密さを利用して、現金だけでなく、さまざまな用途に利用されています。
Q貨幣処理機導入のメリットは?
A第一に挙げられるのは、業務の効率化、スピーディー化ではないでしょうか。それに加え、最新の技術を搭載しているので、正確性も持ち合わせています。
Qどのような場所で利用されていますか?
A銀行などの金融機関はもちろんのこと、百貨店、スーパーマーケット、アミューズメント施設など、多くの業種で利用されています。
Q貨幣処理機にはどのようなタイプがありますか?
A硬貨・紙幣の計算機、選別機、施封機、入出金管理機、両替機、精算機など、多様な種類がそろっています。
Q地方でビジネスをしているのですが購入できますか?
Aはい、もちろんです。当社では、本社も加えて全国に91の支店、営業所があります。支店・営業所までお気軽にお問い合わせください。
Q納品実績などを教えてください。
A当社は1946年に創業の、貨幣処理機の開発・製造・販売のパイオニア的存在です。国内トップクラスの金融機関への納入率に加え、世界約80カ国で当社の製品が使われています。

お金に関する言葉の定義

お金に関連した言葉としては「現金」「通貨」「貨幣」「硬貨」「紙幣」など、さまざまな言葉があります。これらは、使われる状況に応じて多義的に使用されているのが現状です。

簡単ですが、お金に関する言葉を整理しました。

現金 通貨 貨幣

現金

現金(げんきん)とは、一般には現金通貨のことを指します。現金通貨とは強制通用力を有する貨幣のことで、現在の日本を例に挙げれば日本銀行券と政府発行の貨幣がそれにあたります。

通貨

通貨(つうか)とは流通貨幣の略称で、国家などによって価値を保証された、決済のための価値交換単位です。また、通貨は現金通貨に加えて、銀行などに預けられている普通預金・当座預金(手形・小切手)などの流動性の高い預金通貨、流動性がやや落ちる定期預金や外貨預金などの準通貨を含みます。

貨幣

貨幣(かへい)とは、「価値の尺度」「交換の媒介」「価値の保存」の機能を持ったモノです。本来貨幣とは本位貨幣(本位金、銀貨)を指す言葉でしたが、現在では狭義には、貨幣としての硬貨を指し、広義には紙幣及び銀行券を含む現金通貨(=お金)の意味があります。