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2022.10.24

新しい8軸多関節ロボット「xLobomo(クロスロボモ)」発表

困難な動きや姿勢を実現した8軸多関節ロボット
「xLobomo(クロスロボモ)」 
東京ビッグサイトで開催のJIMTOF2022にて技術発表

8軸多関節ロボット『x Lobomo(クロスロボモ)』

今までのロボットで改善できなかった作業・現場に

ローレルバンクマシン株式会社(所在地:東京都港区虎ノ門1-1-2、代表取締役社長:池邊 孟)は、困難な動きや姿勢を実現する新しい8軸多関節ロボットであるxLobomo(クロスロボモ)*1を開発しましたので技術発表いたします。

本研究結果は、JIMTOF2022(場所:東京ビッグサイト、期間:11月8日~13日)で発表・参考出品する予定です。

参考

注 *1)特許出願済

背景

省人化・少子高齢化を背景にロボットの普及は進んでおりますが、現状は特定業界の製造現場や物流業界が中心であり、10年前に「未来は様々な領域にロボットが導入される」と言われていたほどの裾野の広がりは見えない状況です。それには色々な理由があると思いますが、従来の多関節ロボットやスカラロボットを中心としたロボットでできる動作や作業に限界があった事も一つの理由に挙げられると思います。

技術発表について

そこでこの度、ローレルバンクマシンは、従来の多関節ロボットやスカラロボットの動作を融合した新しい8軸多関節ロボット「xLobomo(クロスロボモ)」を開発しましたので技術発表します。

xLobomoの新技術

(1)新開発xMotion(クロスモーション)構造

従来のロボットは2つのアームが回転軸で固定接続されているものでしたが、今回当社は2つのアームの交点に回転軸があるxMotion(クロスモーション)構造を新たに開発し、xLobomoに搭載しました。今までにない新しい構造のロボットです。

(2)今までにない新しい動作:クロスモーション

このxMotion(クロスモーション)構造の採用により、従来の多関節ロボットの動作とスカラロボットの動作を融合したダイナミック且つ細やかな動きを実現。今までにない動きや姿勢を実現しました。小さな筐体にダイナミックな動きが、産業展開に無限の可能性を感じさせます。JIMTOF2022では、今までにない動作のデモ展示を行います。

(3)新開発8軸ロボット制御技術

xMotion(クロスモーション)構造でクロスモーションを実現する新しい8軸ロボット制御技術を開発。冗長軸があっても軌道計算に新たなアルゴリズムを導入しています。

このような多関節ロボットを、JIMTOF2022で発表・参考出品(動作展示)します。

お問い合わせ

本件に関する技術的なお問い合わせ先

ローレルバンクマシン株式会社 次世代第2研究所

担当 繁田 知秀

TEL:06-6307-1886

MAIL: t-handa4449@lbm.co.jp

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ローレルバンクマシン株式会社 次世代第2研究所

担当 中西 秀行

TEL:06-6307-1886

MAIL: h-nakani4352@lbm.co.jp

※お問い合わせ時間: 平日10:00~17:00

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